Message from CEO

利便性のその先へ。
PayPay証券が描く未踏の金融体験

栗尾 圭一郎(くりお けいいちろう) PayPay証券株式会社 代表取締役社長 執行役員CEO

大学卒業後、食品会社に就職。その後、2008年ソフトバンク株式会社へ入社し、法人営業、新規事業、代理店開拓に従事。フィンテックのソーシング・投資事業を経てPayPay立ち上げに参画し、PayPay金融戦略部長として金融事業を推進。2025年4月PayPay証券代表取締役社長 執行役員CEOへ就任。現在、同社の成長を牽引し、グループ一体での新たな金融サービスでユーザーに価値提供を推進。

常識を塗り替え、新たな金融体験を創出

PayPay証券は、これまで「資産運用は専門知識が必要で難しい」という世の中の印象を和らげ、誰もが気軽に資産運用を始められるよう、モバイル証券の可能性を切り拓いてきました。PayPayの7,000万ユーザー(2025年7月時点)という強固な基盤を活用し、お買い物や日々の決済の延長線上に「資産運用」という新しい選択肢を自然に溶け込ませてきました。 創業から変わらない、この「世の中の金融の当たり前を変えていく」という想いを、さらに加速させていきます。

わたしたちが目指す「金融の民主化」

今の日本では、「預金」「投資信託」「クレジットカード」など、一般的な金融商品が「当たり前」の存在として生活に根付いています。しかし、一歩海外に目を向ければ、世界にはさまざまな金融サービスの在り方があり、そこから学べることも多くあります。そうした知見を活かしながら、日本でより良いサービスを創り出したいという想いから、私はソフトバンクグループでのフィンテック事業に深く関わってきました。 PayPay証券が目指すのは、「ユーザーが探さなければならない金融商品」ではなく、「ユーザーに寄り添った金融商品」の提供です。PayPayグループが保有する膨大なデータとAIを駆使し、一人ひとりのライフスタイルやライフステージに合った最適な金融サービスをタイムリーにお届けする。そして、お客様が「いつの間にか資産が増えていた」と感じるような、心地よい資産形成体験を提供することです。 これは、従来の金融業界では実現できなかった、PayPayグループだからこそ成し得る挑戦です。 日々の決済や銀行口座、クレジットカード利用履歴など、個々の生活実態に寄り添ったデータを活用することで、これまでにないシームレスで便利な金融サービスをグループ一体となって提供していきます。

未知なる挑戦を楽しみ、社会へのインパクトを与える

私たちの挑戦は始まったばかりです。 PayPay証券は現在、新たな成長期を迎えています。これまでの強みである「資産運用初心者向けの使いやすさ」に加え、今後は「PayPay証券が一番快適」と言われるような、資産運用経験者にも選ばれるサービスへと進化していきます。そのために、内製でのプロダクト開発を強化し、ユーザーの声をダイレクトに反映したサービスを圧倒的なスピード感で提供していきます。 また、私は「課題が見えてからが本番」だと捉えています。 時には制度や運用の枠組みの中で調整が求められることもありますが、課題を一つひとつ解決していくプロセスこそが、世の中に大きな価値をもたらすと信じています。 PayPay証券では、好奇心を持ち、当たり前に「なぜ?」という疑問を投げかけ、チームで協力して課題を乗り越えていくことを楽しめる方を歓迎します。 7,000万人のユーザー基盤とグループ連携を活かし、これまでにないスケールとスピードで、より便利で身近な金融体験を届けます。 この稀有な環境で、私たちとともに「資産運用の民主化」を実現しませんか。 皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。